9月は曼殊沙華(彼岸花)の季節
9月に入ると朝夕に少しずつ秋の気配を感じるものの、日中はまだ夏の疲れや残暑を感じる時期です。そんな初秋のリフレッシュにぴったりなのが、都内にありながら自然と歴史、そしてグルメが詰まった「府中エリア」です。
この記事では、約10万本の曼珠沙華(彼岸花)が赤い絨毯のように咲き誇る「郷土の森博物館」から、都内屈指のパワースポットである「大國魂神社」まで、秋の府中を大満喫する見どころを詳しく解説します。こだわりの手打ち蕎麦や老舗の和スイーツ、さらには地元ならではの銘酒やビール工場見学まで楽しめる、贅沢な大人の遠足プランをお届けします!歴史と自然が共存する府中の街を歩いて、夏の疲れをリセットみませんか?
・アクセス情報
・府中郷土の森周辺の散策コースと見どころ
・周辺のグルメ情報
アクセス情報
●府中市郷土の森 :JR南武線・京王線「分倍河原駅」から臨時バス(曼珠沙華まつり期間中)。徒歩では20分
●サントリービール工場 :JR南武線・京王線「分倍河原駅」からシャトルバス約10分
JR南武線・武蔵野線「府中本町駅」から徒歩約15分
●大國魂神社 :京王線「府中駅」南口から徒歩5分
JR南武線・武蔵野線「府中本町駅」から徒歩5分
散策ルート
分倍河原駅 →臨時バス又は徒歩20分 A:府中市郷土の森 → 徒歩400m B:青木屋 → 徒歩750m C:サントリー府中工場 → 徒歩1400m D:大國魂神社 → 徒歩300m 府中本町駅
※ 新田義貞像は分倍河原駅降りてすぐ(府中本町から電車で1駅2分)です
40万株の曼殊沙華
A:府中市郷土の森 曼殊沙華まつり
郷土の森曼珠沙華まつりは、東京都府中市にある郷土の森博物館で毎年9月下旬から10月上旬にかけて開催される花まつりです。「かつては1万株しかなかった曼殊沙華。地道に求婚を植え続け、約40万株まで増やしました(まつりチラシより)」とのことです。
曼珠沙華とは、「彼岸花」とも呼ばれる赤い花で、秋分の日の前後に咲くことから名がつきました。
曼珠沙華まつり
- 日時:令和8(2026)年 9.19(土)~10.4(日)
- 会場:府中市郷土の森博物館
- 入場料:大人300円・中学生以下150円・4歳未満無料
- 開園時間:9:00~17:00(入場は16:00まで)


郷土の森園内には、移築・復元された旧島田家住宅のような復元建物展示もあります。現在の旧甲州街道沿いにあった土蔵造りのお店屋さんで、1888年(明治21)に建てられました。このような建物を「店蔵」と呼びます。島田家は、江戸時代から金物を扱うお店屋さんで、のちに薬も販売するようになりました

まつり期間中は、俳句の募集や工房、太鼓演奏会やフォトコンテスト、そして下記青木屋の饅頭と抹茶を楽しめる「お茶で特別呈茶」などが催されています。
特別呈茶で提供
B:青木屋
青木屋は、東京都府中市に本社を置く創業1893年(明治26年)の老和菓子屋です。曼殊沙華まつりの「お茶で特別呈茶」では”武蔵国府饅頭”を提供しています。府中郷土の森の北に、青木屋の工場売店があります。

3杯試飲ができる
C:サントリー府中工場
群馬、武蔵野、京都、阿蘇。良質な天然水の採れる全国4か所でしかサントリーはビールづくりをしません(工場見学時のチラシより)。とのことで、この地で天然水仕込みのビールを作っているそうです。
ユーミンの「中央フリーウェイ」の曲でもおなじみのサントリー最初のビール工場です。見学の後に、工場こだわりのビールを味わってみませんか(府中市パンフレットより)
見学の際は、ビール造りの工程の説明を受けたり、工場を見学したり、最後に合計3杯、試飲ができました。できたてのプレモルはおいしかったし、泡に文字が描ける「神泡アート」やビールの「セルフサーブ体験」が楽しめます。




都内屈指の古社
D:大國魂神社
当神社は、大國魂神(おおくにたまのかみ)を武蔵国の守り神としてお祀りしている神社です。第12代景行(けいこう)天皇41年(西暦111年)、神様のお告げによって創建され、代々の武蔵国造(むさしのくにのみやつこ)祭祀を執り行ってきました。その後、大化の改新(645年)によって武蔵国の国府(政治の中心地)がこの地に置かれました。源頼朝以降、歴代将軍家等武家の尊信が厚かったといいます(現地案内板要約)。都内でも屈指の古社で縁結びや厄除けの御利益で有名です。5月の例大祭「くらやみ際」は多くの観光客でにぎわいます(府中市パンフレットより)。




合戦に買って鎌倉幕府を滅ぼした
分倍河原と新田義貞
この像は、新田義貞の分倍河原合戦を題材に制作したものです、分倍河原駅降りてすぐの場所にあります。元弘3(1333)年、上州(群馬県新田町)で鎌倉討伐の旗を上げた新田義貞は武蔵国へ入り、千寿王(後の足利義詮)と合流し一路鎌倉を目指して南下しました。鎌倉の最後の防衛線である多摩川が破られ分倍河原合戦は新田軍大勝利に終わりました。多摩川を越えて鎌倉に進撃した新田軍は140年余り続いた鎌倉幕府を滅亡させました(現地案内板要約)。

挽きたて・打ちたて・茹でたて
手打ち蕎麦 ふるた
お店のサイトでは「当店で提供する蕎麦は、北海道産を中心に香りの高さと鮮度にこだわった国産蕎麦粉を使用。お客様にできるだけ美味しく召しあがっていただめるよう「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」の“3たて”にこだわります。本節や鯖節、日高昆布などでとったつゆも毎日手作り。香り高い絶品蕎麦をお楽しみください」とのことです。分倍河原駅から徒歩3分ほどで、地元のお客さんで賑わっていました。蕎麦はどてもおいしかったです。


おわりに
郷土の森曼珠沙華まつりへのアクセスや所要時間などをご紹介しました。郷土の森曼珠沙華まつりだけでなく、大國魂神社や分倍河原駅周辺など、秋の楽しみ方が豊富なスポットもご紹介しました。ぜひ、この記事を参考にして、素敵な秋の一日を過ごしてください。
