10月を迎え、さわやかな秋風が心地良い季節になりました。そんな秋のお出かけにぴったりなのが、落ち着いた雰囲気があり、美術館や神社など、散策するのに最適なスポットがたくさんある「目黒エリア」です。
この記事では、秋の風物詩である「目黒さんま祭り」を中心に、目黒を満喫する見どころを詳しく解説します。歴史ある神社仏閣巡りの後には、グルメ情報も含めた贅沢な大人の散策プランをお届けします!歴史と自然が共存する目黒の街を歩いて、秋のひとときを楽しんでみませんか?
・アクセス情報
・目黒さんままつりと周辺の散策コースの見どころ
・周辺のグルメ情報
アクセス情報
●東京都庭園美術館 :JR山手線・東急目黒線「目黒駅」から徒歩7分
都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」から徒歩6分
●お七の井戸と大円寺 :JR山手線・東急目黒線「目黒駅」から徒歩5分
散策ルート
目黒駅 → 徒歩600m A:東京都庭園美術館 → 徒歩1100m B:お七の井戸と大円寺 →徒歩650m C:大鳥神社 →徒歩500m D:瀧泉寺(目黒不動尊) → 徒歩1000m E:目黒さんま祭り 会場
朝香宮家の自邸
A :東京都庭園美術館
美術館の本館は、1933年(昭和8)に朝香宮家の自邸として竣工しました。1920年代にフランス・パリに滞在した朝香宮夫妻は、当時最新のアール・デコのデザインに触れ、フランスの装飾美術家アンリ・ラパンに主要な部屋の内装デザインを依頼しました。昭和初期の邸宅建築としては最高峰のひとつとされています。
朝香宮家が過ごした邸宅として、国の迎賓館として、吉田茂元首相が政務の場として、幾重もの歴史を紡いできました。1983年(昭和58)に美術館として開館して以来、展覧会を開催しています。
(パンフレット要約)。




僧・西運となった吉三が水垢離
B:お七の井戸と大円寺
お七は本郷にある八百屋の娘。火事で仮住まいをしているとき、寺小姓の吉三と密かに恋心を育んでいきます。
火事で焼けた八百屋が再建し、吉三と離れることに。もう一度家が火事になれば、また吉三に会えると自宅に火を放ったお七は放火犯として捕縛。鈴ヶ森の刑場で火あぶりに処せられました。僧・西運となった吉三郎は、お七の供養のため隔夜日参一万日という行を行いました。西運がいた明王院は明治時代に廃寺となりましたが、明王院(今の目黒雅叙園の位置)の入り口にあった、西運が水垢離をしたという「お七の井戸」が残っています。お七地蔵尊、西運の墓などは大円寺に移されました(めぐろまちづくり観光協会パンフレット要約)。


大円寺・・・西運がいた明王院は明治時代に廃寺となり、お七地蔵尊、西運の墓などは大円寺に移されました。西運上人像や、西運の姿を彫った石碑もあります。大円寺にある五百羅漢の石仏群は、お七の時代から百年後の「行人坂の火事」の犠牲者慰霊のため造られたものです


日本武尊の霊が白鳥として
C:大鳥神社
景行天皇の御代(711~730)当所に国常立尊を祀った社がありました。日本武尊は熊襲を討ち、その後、東国の蝦夷を平定しました。この東征伐の折当社に立寄られ、東夷を平定する祈願をなされ、また部下の「目の病」の治らんことをお願いなされたところ、東夷を平定し、部下の目の病も治ったことから、十握剣(刃の長さが拳10個分ある)を当社に献りました。この剣が天武雲剣で、当社の社宝です。
当社の社伝によると「日本武尊の霊が当地に白鳥としてあらわれ給い、鳥明神として祀る」とあり、大同元年(806)社殿が造営されました。江戸図として最も古いとされる長禄の江戸図(室町時代)には当社は鳥明神と記載されております(現地案内板より)。


不動明王の夢をみた
D:瀧泉寺(目黒不動尊)
泰叡山瀧泉寺(目黒不動)(天台宗)は寛永寺の末寺です。滋覚大師が大同3年(808年)比叡山に向かう途中目黒で宿をとった。その時、不動明王の夢を見たのでその像を彫り、安置した。それが寺の始まりです(目黒区公式サイト要約)。五色不動(目黒・目白・目赤・目黄・目青)の一つです。


気仙沼まつりが前身
E:目黒さんま祭り(田道広場公園)
目黒区誕生45周年を記念して区民の日に制定された10 月1日を中心に1977年、第一回「目黒区民まつり」を開催しました。1996年に区民まつりの愛称を「目黒のSUNまつり」と決定し、目黒のさんま祭の前身となる第一回「気仙沼まつり」を開催しました。
目黒のさんま祭
気仙沼産の新鮮なさんまを香ばしく焼き上げます。炭火でギュッとうまみを閉じ込めた一尾が楽しめます(食べられるのは区民・事前申し込み)


おまつり広場
ホールと野外ステージで約30団体が多彩なパフォーマンスを繰り広げます


ふるさと物産展
区の特産品に加え、友好都市協定を結ぶ各地の名産品も集まる物産展です


子供広場
親子で楽しめるダンスや縁日が開催されています


グルメ情報
牛かれーうどんが人気
こんぴら茶屋
昭和58年創業です。こだわりのお出汁:うどんの味を一層引き立てるスープ。厳選した、いりこ、昆布、鰹節、昔ながらの小豆島醤油で丹精込めて作っています。こだわりのうどん:小麦粉、塩、水だけの手作り。オリジナルブレンドの小麦粉をバランスよく配合。もっちりとした歯ごたえと喉越しの良さを追求しました。こだわりのかれーソース:当店一番人気の牛かれーうどんはコクのある濃厚なスープが麺とよく絡み合い、絶妙な味わいを奏でています(お店のメニュー表より)


季節メニューのパンプキン牛かれーうどんにエビフライのトッピングでいただきました
目黒の地で100余年
玉川屋
目黒の地に生まれ育まれ100余年。昔ながらの伝統の味を守りつつ、現代の風味に合わせた和菓子作りを心掛けております(お店のサイトより)。目黒さんま祭りの時期は、落語「めぐろのさんま」を和菓子にした「昔ばなし」がおすすめです。こし餡をぎゅうひで包み、卵とはちみつをたっぷり使用した焼皮で包み、さんまの形に仕上げました。


おわりに
今回は、秋の深まりを感じる10月に訪れたい「目黒エリア」の散策コースをご紹介しました。爽やかな秋晴れの日には、ぜひカメラやスニーカーをお供に、歴史と自然、そしておいしいグルメが織りなす目黒の街へ出かけてみませんか?
